深夜のSOS

こんにちは。

更新が遅れてすいません。

実は、昨日の深夜に友人から電話が来ました。

「こんな時間にどうしんたんだろう?」と思い、電話に出ました。

「もしもしこんな時間にごめんね」と元気のなさそうな声

急に気持ちが落ち込んでしまったとのことでした。

いつも元気な彼女がどうしたのだろうとすごく心配になりました。

彼女について少し説明しますね。

彼女の実家は、お父さんが自営業をして成功していて、とっても裕福です。

うらやましいくらいのお金持ちです。

上京してから出会った友達です。

彼女は都心の親の所有しているマンションに住み、某高級外国自動車メーカーの車を所有しています。

彼女自身も高学歴のバリバリのキャリアウーマンです。

性格はとても面倒見が良い子で、年下の私もいろいろお世話になってます。

そんな彼女が実家に帰った時のこと、いつもイケイケのお父さんが珍しく弱気になったそうです。

コロナウイルスの感染拡大の影響でお父さんの事業の調子が良くないと聞いたそうです。

その時に元気のないお父さんの背中が小さく見えてしまってすごくショックだったそうです。

おそらく、お父さんはずっと彼女にとってあこがれの存在だったんでしょうね。

30代後半になっても独身で、親に孫の顔が見せられない自分が申し訳なくなったと言っていました。

最近はもう「結婚しないのか?」、「いい人はいないのか?」という質問もされなくなったそうです。

直接言われたわけではないけど、ただ口には出さなくても親はきっと孫の顔が見たいんだと思っていて、それを感じ取ってしまったと。。。

「やっぱり親というのは子供がいい大学を出るより、仕事に就くより、いい企業に就職するより、幸せな結婚をして子供を産むことを願っている。それができない自分が悲しい」と言っていました。

そして、私に対してもなぜか「ごめんね」と言っていました。

彼女は泣きながら話し、私はしばらく話を聞いていました。

話している様子から彼女が自分を責めていて自分で自分自身を追い詰めているのが分かりました。

私も共感するところがあったので、一緒に泣いてしまいました。

私は彼女のご両親を知らないので彼女のご両親が何を望んでいるのか分かりませんが、私が親だったらこんなに頑張り屋な娘がいたら誇らしいと思います。

一生懸命努力した結果で今があるんです。

結婚、出産をしてないからって親不孝とは思いませんし、きっと親御さんはあえて口に出さずに温かく見守ってくれているんだと思います。

私が親なら、自分の娘が泣いて過ごしているより楽しく笑っているところを見たいと思います。

そのことを伝えた後に、

「だからそんなに泣かないで。自分を責めないで。○○ちゃんは何も悪くないよ。人生はいいことばかりじゃないし、いつか今日の事をこんな日もあったなって思える日が来るよ。自分に価値ないった言うけど、○○ちゃんのことが好きだから私は友達でいる。人価値なんて誰にも測れないよ。自分次第。」

そんなありきたりな事しか言えませんでした。

彼女の気持ちは自分にも痛いくらいに分かりました。

同じように私も過去に何回も悩んでいます。

2人でひとしきり泣いて、しゃべって発散して

最後は笑って電話を切りました。

私もその後、いろいろ考えこんでしまいました。

人生ってなんなんでしょうね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA